
🌾 農場のようす:12月もフル稼働の大豆刈り取り
こんにちは!おおた農場の太田翔です。早くも12月ですね。毎年同じことを言っている気がしますが、本当に1年はあっという間です。 週間天気予報にも雪マークが登場し、冬の訪れと年末の気配を感じています。
そんな新潟・上越市のおおた農場では、12月だというのに農作業チームが驚くほど忙しくしています。 その一番の理由は、今年の大豆の刈り取りが例年より約1ヶ月も遅れたことです。
本来なら10月中旬には終わっているはずの大豆刈り取りですが、今年は生育がなかなか進まず、 いつまで経っても「緑の枝豆状態」。大豆は葉が落ちて茎がしっかり枯れ上がらないと収穫できないため、待つしかありませんでした。
その結果、委託分も含めた刈り取りの終了は11月27日に。 ここからさらに、
- 大豆の選別(サイズ・品質のふるい分け)
- 乾燥機やコンバイン、作業所の掃除
- 作業所全体の片付け
- 冬囲い(上越の冬は強風地帯なので必須)
…という“年末フルコース”が待っています。冬は天候も荒れやすく、片付けが終わる前に雪が降りそうで、 チーム一同ヒヤヒヤしながら作業を進めているところです。
🌱 田んぼのこと:石灰窒素で雑草対策&土づくり
今年は新しい試みとして、秋に「石灰窒素」という土壌改良肥料を散布しました。 新潟米づくりの現場でもよく名前の挙がる肥料ですが、おおた農場として本格的に取り組むのは初めてです。
石灰窒素をまく目的は、大きく分けて2つあります。
- 今年大量発生したヒエ(雑草)の対策
- 土壌診断の結果やや酸性寄りだった圃場を中和し、稲が育ちやすい環境に整えること
石灰窒素は効果が高い分、高級肥料でもあります。10aあたりでもかなりのコストがかかり、 おおた農場の田んぼ約30haすべてに散布すると、なかなか覚悟のいる投資額になります。
「来年は雑草が減って、稲がのびのび育ってくれないと困る!」 そんな祈るような気持ちで、来シーズンの新潟コシヒカリ・新之助の生育を見守ろうとしています。 どうか効果がありますように。なむなむ……(笑)


🛒 おおた農場オンラインショップからのお知らせ
先月号でもお伝えした通り、おおた農場のWEBショップがリニューアルオープンしました! 想定以上のご反響をいただき、定期便のお申し込みも増えてきております。本当にありがとうございます。
リニューアル後、お客様からよくいただくご質問をまとめました。これから定期便をご検討される方も、 すでにご利用中の方も、参考にしていただけたら嬉しいです。
よくあるご質問(FAQ)
Q1. 以前のサイトで会員登録していたが、ログインできません。
A. 旧サイトと新サイトは別管理のため、大変お手数ですが 新しいサイトでの再登録をお願いいたします。
Q2. 定期便を申し込んだけれど、次の配送日が分かりません。
A. マイページにログインしていただくと、次回お届け予定日やお届けサイクルをご確認いただけます。
購入時と同じメールアドレスで会員登録していただければ、自動的に定期便情報が紐づきます。
仕様が変わったことで分かりづらい点もあるかもしれませんが、ご不明な点がございましたら どうぞお気軽にお問い合わせください。スタッフが丁寧にサポートいたします。
🏠 家庭のこと:子どもの風邪と年末のイベント
今月は、私を含めて社員3家庭の子どもたちが次々と風邪をひいてしまいました。 インフルエンザも流行しているようで、全国的にも体調を崩しやすい時期ですね。
我が家の葵もインフルエンザではありませんでしたが、2日間にわたり39℃台の高熱が続きました。 この文章を書いている今もまだ発熱しており、ぐったりしている姿を見ると胸が痛みます。
「子どもが治ったと思ったら、今度は親にうつって家族全滅」 という、よくあるパターンだけは全力で避けたいところです(笑)
12月はクリスマスや大晦日など、家族で楽しみにしているイベントが盛りだくさん。 どうか早く元気になって、一緒にケーキを食べたり、おせちの準備をしたりできたらいいなと思っています。
読者の皆さまにおかれましても、どうぞ体調管理にはくれぐれもお気をつけください。 手洗いうがい・十分な睡眠・バランスのよい食事が何よりの予防ですね。

🎄 1年間のご愛顧に感謝して
今年も1年間、おおた農場をご愛顧いただき本当にありがとうございました。新潟・上越の田んぼで育ったお米や大豆を、 こうして全国のお客様のもとへ届けられるのは、日々応援してくださる皆さまのおかげです。
来年も、安心して食べられるおいしいお米づくりと、 暮らしに寄り添う定期便サービスに全力で取り組んでまいります。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。